2013.02.19

時が経つのは早いものです。

私事ではありますが、去年、東京から群馬県前橋市へ転居してから今日でちょうど一年経ったことに気がつきました。

最近は「会社を辞めないUターン」として称して、地方からクラウドやチャットを使って東京のオフィスの仕事をこなす働き方もあるようですが、あいにくこのエントリーはそんなためになるワークスタイルについて書くわけではありません。

「え!群馬から東京に通えるの?」
「単身赴任?」
「何時間かかるの?ありえない」

……などなど、たびたび友人知人から質問を受けますので、群馬からの通勤生活がどんな具合なのか、ゆるくふわっとした雑感を記すだけですのでご容赦を。

さて、個人的な事情がありまして、妻の実家がある前橋市に転居したのは去年の2月。
それからさかのぼること3ヶ月、「家族そろって前橋に引っ越すことが今はベストな判断だ」と信じ、転居を決断してからの毎日はすったもんだのてんてこまいでした。

8年間暮らしたマンションをなんとか引越し直前に売却し(この話だけでも3エントリーくらい書けそうですが省略。興味ある方は直接聞いてください)、転居先の部屋を探し、子どもの転園手続きをし、おまけに引越しの前々週には会社の移転もあったりで、相当の強行軍でした。

とはいえ、なせばなるもので予定どおり引越しも終わり、晴れて群馬からの通勤生活がスタートしました。住まいは高崎から在来線で10分ほど行った前橋市内。

通勤は時間を少しでも短縮するため、高崎―東京駅間は新幹線を使うことに決めていました。乗っているのは約1時間。おかげでドアtoドアでも2時間弱です。首都圏の通勤じゃ2時間ずっと立ちっぱなしの人も珍しくないので、ほとんど座れる新幹線通勤なんて恵まれてるなと思います。この点は会社の協力に感謝してます。

最初のころは、毎日高速で数百キロの移動を繰り返すと腰痛とか謎の頭痛とか起こらないかと心配しましたが杞憂に終わりました。この点は頑健な身体を授けてくれた両親に感謝。というか、ふつうに新幹線通勤しているビジネスマンのなんと多いことでしょう。
9時すぎに東京駅につくE4系MAXの16両編成(定員約1,600人)はおよそ6~7割のの乗車率。タイミング悪く長野方面から来るあさま(定員600〜800人)に乗ると座れないことさえあります。

そんな新幹線通勤。
通勤ラッシュの時間帯は乗客の皆さんがとても静粛にしているので集中してなにかを考えたり本を読んだりするには格好の場所です。あとは、まさにこのエントリーのようなちょっとした文章を書くのに最適。実際に今、このテキストは新幹線車内でiPhone片手にフリック入力で書いているわけですが、適度な振動と心地よい走行音、公共の場であるというほどよい緊張感は自宅で作業するよりよほど集中できます。

当然いいことばかりでもなくて、新幹線通勤ならではの困ったこともいくつかあります。

まず、余計な食物の摂取が間違いなく増えます(個人差あり。当社調べ)。車内は乾燥してるのでつい飲み物が欲しくなるし、ついでにミニサイズのバウムクーヘン的なものをキオスクで買い込んだりといわゆる「ちょい食べ」が横行します。

あのテーブル付きシートのせいでしょうか、新幹線空間はちょい食べが常態化する恐れがあります。油断してると小太りの道を真っしぐらとなるわけです。

それから帰りに寝るのも危険です。
気持ちよく30分ほどまどろんで目を覚ますと降車駅の100キロも先に連行されてることがふつうにあります。なにしろ最高時速250キロですから。あなどれません。
終電でうっかり寝込んで乗り過ごそうものなら、自己嫌悪に陥るほど莫大なタクシー代を負担しなければなりません(経験者談)。

え?近くに泊まればいいじゃないかって?
いえいえ、周囲にビジネスホテルもファミレスもコンビにさえもない新幹線駅ってのがたくさん存在するのです。

おっと、もうすぐ高崎に到着します。
今回は特に結論めいたものはありません。
思いがけず群馬県民となって一年になりますが、自分を律してちょい食べをやめて寝過ごしたりさえしなければ、快適な通勤生活も送れますよというご報告でした。

それと、群馬は小さい子どもを育てるの環境としても素晴らしいところです。
その辺のご報告はいずれまた機会を見て。

(廣島)

通勤のお供はiPad mini。新聞も電書アプリで購読。

通勤のお供はiPad miniと本。最近、新聞はアプリで読む派。
テーブルにはちょい飲みのドリンクが(笑)