2019.01.01
みなさま、明けましておめでとうございます。
モーグの新米デザイナー筒井です。
昨年は多くのお客様に大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、昨年に引き続き
モーグの年賀状デザインを担当させていただきましたので、
この場を借りて、年賀状制作のこぼれ噺をさせていただきます
今年の年賀状はこちら!
弊社の先輩方から
「干支を使ってデザイン会社らしさが伝わる年賀状にしてほしい」
とのお題をいただき、このようにデザインしました。
コンセプト
コンセプトはズバリ、
「HAPPY NEW TEARS ’19」
です!
「なみだがでるほどしあわせなとしに」ということで、
2019年の干支であるイノシシが、笑いながら ” T ” の字で泣いています。
おめでたい節目、本年のシンボルに涙を流させるというのは
非常にリスキーな表現であると理解しつつも、
「涙が出るほど幸せ」という極端な感情を
是非グラフィックに落とし込んでみたいと思い、チャレンジしました。
※「あっとうてきかんしゃトーマス」というバズツイートからインスピレーションを得ました
あっとうてきかんしゃトーマス pic.twitter.com/8xIjNFNoq8
— みこし (@mikoshi_jaguchi) 2018年12月17日
※元ネタは福本伸行さんのマンガ『賭博破戒録カイジ』(第3章・欲望の沼)の第13巻・129話「満開」のワンシーンのようです
こんな自由なアイディアを許容して下さり、
その上でテクニカルなアドバイスをくださる
先輩方の技術力と懐の深さにはつくづく驚かされます。
あっとうてきかんしゃ( ;∀;)
「配色」について
年賀状内で最も大きな面積を占める「背景」に、
PANTONE社が定めた2019年の流行色、”LIVING CORAL”というピンク色を採用しました。
同社は、この珊瑚のようにあたたかくてやさしい印象を持つこの色を
「幸福な色」、「楽しさの探求という生まれながらの必要性の象徴」としています。
この”LIVING CORAL”という色を以て
幸福感や、新年への希望を表現したいと考えました。
本色は、2019年(特に前半)の街中でたくさん見かけることになりそうです。
デザインやファッションなどに興味をお持ちの方は、
頭の片隅においておくと楽しいかもしれません。
以上のモチーフやコピー、配色を組合わせて、
弊社の年賀状「HAPPY NEW TEARS ’19」を仕上げました。
2019年は、
お客様が弊社とのお仕事を通じて涙を流してしまうほど
しあわせになっていただけるよう精進するぞっ
そして、
弊社一同にとっても幸せな年に!
と、いうことで
少々くだけた新年の挨拶となってしまいましたが、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
筒井